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・ブログへの訪問ありがとうございます。横須賀で人気の整体院こうです
横須賀中央駅と汐入駅のちょうど間にある肩こり・腰痛専門整体院こう院長の加藤幸広です。
今回は「筋膜リリース」、「筋膜はがし」などで一躍有名になった筋膜のお話です。
マッサージでは解消されない肩こり・腰痛が良くなるのはなぜか…
それは、マッサージではケアできない部分「筋膜」に原因があるからです。
近年では、テレビや雑誌で取り上げられ一般の方にも知名度が高くなってきた筋膜ですが、まだ正確に筋膜を理解している人は少ないと思います。
なので、今回はそんな筋膜の秘密を赤裸々に書いていきたいと思います。
・筋膜って?
筋膜とは文字通り筋肉を包んでいる膜のことをいいます。実際には全身を包んだり、筋肉1つ1つを何層にもわたって包んでいる膜組織の総称です。
ですので、正式に分類すると何種類かに分かれます。

表面の筋膜から順番にあげると浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜です。
これらの筋膜は全身に張り巡らされています。そのため、筋膜以外の筋肉、内臓、骨などの他の組織と繋がっています。
さらに、筋膜以外が無くなっても体の形が残るということで、「第二の骨格」ともよばれる重要な存在です。
・筋膜は何でできているのか?

引用元:自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド/竹井仁(自由国民社)
筋膜はコラーゲン線維とエラスチン線維というのでできています。
そうです。女性の方は特によく聞くコラーゲンです。これが筋膜を作り、我々の体のゆがみなどを起こさないように働いてくれています。
コラーゲン線維は体の外からの力や圧力に対して、しなやかに形を変えながらその外力に適応します。
もちろん、元の形に戻る復元能力もあります。
例えば、固いイスに座れば、お尻についている筋肉の形が変わります。
仕事でずっとデスクワークをしていれば背中が丸くなり、その丸さに合わせて器用に変形します。
また、太ってしまい脂肪が増えた場合も形が変わります。
このように形を変えられるのは、コラーゲン線維が柔らかいからです。
一方でエラスチンは、コラーゲンと混じり合いながら存在し、ゴムチューブの様に伸び縮みする機能します。そのため、体にかかっていた力がなくなるとゴムのように元の形に戻る働きがあります。
つまり、この2つの線維がお互いに協力し合うことで、体に加わる外力に対して柔軟に対応できているのです。
・筋膜に問題が起こると!?
筋膜はお互いに接触し合っています。ですので、お互いに滑走します。
正常な筋膜はサラサラとしているのでスムーズに滑走します。
ただし、ケガをしたり、運動不足だったり、精神的ストレスといったなんらかの理由によって筋膜の粘着性が高まるとスムーズに動かなくなります。
その結果として、体は動かしにくくなります。

引用元:自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド/竹井仁(自由国民社)
これは筋膜が包んでいる筋肉1つ1つにも当てはまります。
筋肉は何層にもつみかさなるように存在しています。そのため、身体を動かすと筋肉を包む筋膜同士が滑走します。
筋膜の粘着性が高まり、摩擦力が大きくなってしまうと筋肉の動きも制限されて、体が動かしにくくなります。
スポーツ分野ではこの筋膜の制限は致命的な弱点になります。
それは技術以前に、体の構造として動きが制限されてしまうためです。
もちろん、理想的な状態は体全体がしなやかに動くことです。
しかし、筋膜同士の滑走性が低下していると関節の動きも悪くなり、いくつかの関節がまるで一つのまとまりであるかのように固まって動くようになります。
この固まった状態になってしまいますと皆さんを悩ませる腰痛や肩こりになる可能性が飛躍的に上がります。
この固まった関節を無理に動かそうとすると余計な力が入ってしまいます。
そのため、筋肉や筋膜を更に硬くしてしまい、神経や血管も圧迫してしまいます。
血流が悪くなると、筋肉を働かせるために必要な酸素も供給不足となり、疲労物質や痛みを誘発する物質が発生する事態になります。
そして、最終的には腰痛や肩こりに繋がります。
また、筋膜は良くも悪くも全身に広がっています。そのため、筋膜の硬化は他の部位の筋膜自身も縮めます。この筋膜の短縮は姿勢に大きく影響を与えることになります。
例えば、胸についている筋肉の筋膜が縮むと肩を前方にひきだし、猫背の原因になります。
猫背の方によくある症状の肩こり。
これを肩だけもんで治そうとしても治らない原因がこれです。
この筋膜の状態を理解していないで、肩こりだから肩をもむ、腰痛だから腰をもむといった痛めた患部だけをマッサージしていてもその場しのぎでしかなく、すぐに再発してしまうのです。
ですので、皆さんが通っている病院や整形外科、接骨院、整体で痛めた患部しか施術しないような方に出会ったら是非その人に「なぜ、そこしかやらないの?」と聞いてみてください。
それでしっかりとした返答ができないような方でしたら、通院するのを止めた方がいいと思います。お金と時間の無駄になってしまいます。
たまにそのようなセラピストがいるのが非常に残念ですが、患者様にも選ぶ権利がありますので、勇気を出して聞いてみてくださいね。
・筋膜とトリガーポイント
筋膜のゆがみやねじれが、離れた部分に痛みを引き起こす場合があります。
筋膜のゆがみにより生じたこのこりの部分をトリガーポイントといいます。
このトリガーポイントは筋肉や腱、神経の関係性により、離れた部位に痛みを引き起こす引き金(トリガー)になります。
この離れた部位で起こる痛みを関連痛といいます。

そのため、痛みのある場所に施術をしても解消されないことがあり、筋肉の流れなどを考慮して離れた場所にトリガーポイントがないか確認しなければいけません。
ですので、腰痛も肩こりも患部に原因がないことはよくあります。
トリガーポイントについて症状別に紹介している記事がありますので、こちらも是非読んでみてください。
四十肩・五十肩→肩が上がらない…その原因は!【横須賀整体こう】
・腰痛・肩こりに効く筋膜リリース
これから紹介する筋膜リリースは腰痛、肩こりに効果的です。

まずは、膝を立てた状態で両手を体側から90度(直角)まで上げます。手のひらは天井方向に向けてください。

そこから、両足を同じ方向に倒します。この時に、おしりは浮かせてもかまいませんが、肩は浮かせないようにしてください。また、目線はまっすぐ天井を見ていてください。
矢印の方向にストレッチされる感覚が出てくると思いますので、気持ちいいと感じるところまでしっかりと伸ばしていきます。
ゆっくりと呼吸しながら20秒以上おこなってください。
片方が終わりましたら、反対もおこないます。この時に左右差を感じてみると自分の筋膜のゆがみやねじれが分かってくると思います。
注意として、鋭い痛みが出た場合は無理をせずに中止してくださいね。
こちらに動画もありますので、参考までに見てみてください。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
筋膜のことが少しでも分かったなら幸いです。
筋膜は全身で繋がっています。腰痛でも肩こりでもどこに原因があるかはしっかりと評価してみないと分かりません。
ですので、まずは今回紹介した筋膜リリースをおこなってみて自分の体のどこが硬いのか確かめてみてください。
左右差を感じたり、リリースされる感覚を体感して、自分の現状をしっかりと把握しておこなうことにより、より良い結果が得られると思います。
もし、どこに行けば良いか分からないと迷っているようでしたら是非整体院こうへお越しください。
腰痛、肩こりに限らず、四十肩や坐骨神経痛などにも対応しておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
整体院 こうのご案内
院名 | 整体院 こう |
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院長 | 加藤幸広 |
診療項目 | 腰痛、肩こり、五十肩など |
所在地 | 神奈川県横須賀市大滝町1-7-7 エクセレント横須賀201号室 |
電話番号 | 070-4203-0064 |
最寄り駅 | 京浜急行 横須賀中央駅、汐入駅 |
連絡方法 | お問い合わせフォーム |
駐車場 | 近くのパーキングをご利用ください |
営業時間 | 9:00~20:00 |
休診日 | 日曜日・不定休 |
URL | http://整体院こう.xyz |
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